WordPress = Free(dom)

以下は、Josepha が書いた WordPress.org 公式ブログの記事「WordPress is Free(dom)」の一部を訳したものです。

誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください


WP Briefing

The WordPress Podcast

WordPress プロジェクトのエグゼクティブ・ディレクターである Josepha Haden と、共同創設者 Matt Mullenweg と一緒に WordPress についてもっと知りましょう。WordPress がどこに向かっているのか、どうやってそこに到達するのか、そしてみなさんがどう参加できるのかを学びましょう。そして、パブリッシングの民主化に貢献してみませんか。

ポッドキャストはこちら: ApplePocket CastsRSSSpotifyStitcher

ファイルをダウンロード | 新しいウィンドウで再生 | 再生時間: 10:17

登録: Apple Podcasts | Google Podcasts | PocketCasts | RSS | Spotify | Stitcher

このエピソードでは Josepha Haden Chomphosy が、オープンソースの4つの自由、「無料のビールの『フリー』ではなく、言論の自由の『フリー』」というフレーズ、そして、なぜオープンソースが全体の中で重要なのか、について簡単に説明しています。

回答してほしい質問があれば、wpbriefing@wordpress.org まで、テキストまたは音声録音のいずれかでお送りください。

クレジット

リファレンス

トランスクリプト

原文をご覧ください。翻訳に協力したい方は、WordSlack #translate チャンネルまでどうぞ。

以下のトランスクリプトは、@kappasan の翻訳協力により公開することができました。ありがとうございました。


みなさんこんにちは、WordPress Briefing へようこそ。このポッドキャストでは、WordPress オープンソースプロジェクトとそれを取り巻くコミュニティの背後にあるアイデアを簡単に説明したり、今後2週間に予定されている大きなことの小さなリストをご紹介します。私がホストの Josepha Haden Chomphosy です。さあ、始めましょう。

今日はまず、「言論の自由という意味でのフリー (free as in free speech)」という言葉について見ていきたいと思います。WordPress コミュニティをよくご存知であれば、他のコミュニティメンバーからこの言葉を聞いたことがあるかもしれません。そしてあなたが私たちのことをよく知らなければ、この言葉を初めて聞くかもしれません。いずれにしても、この言葉をもう少し詳しく知ることは大事だと思います。全文は「言論の自由での意味のフリー (自由) であり、無料のビールでの意味のフリー (無料) ではない」というもので、具体的にはオープンソースソフトウェアに関連しています。しかし、WordPress はこれらの両方の要素を少しずつ備えています。

WordPress は文字通り無料で、今すぐ WordPress サイトのダウンロードセクションに行って、ボタンをクリックするだけでコピーを手に入れることができます。初めてサイトをオンラインで作るには、いくらかお金がかかるでしょう。しかし、ソフトウェアについては、ゼロ、まったくかかりません。だからフリー (無料) です。しかし、WordPressはオープンソースです。言論の自由での意味の「フリー (自由)」の部分はそこから来ています。

90年代初頭に制定されたオープンソースの4つの自由は、基本的に以下の通りです。

  1. 目的を問わず、プログラムを実行する自由
  2. プログラムがどのように動作するかを研究し、必要に応じて改変する自由
  3. 他の人を助けられるよう、コピーを再配布する自由
  4. 改変版のコピーを配布し、その変更がコミュニティの利益になる機会を提供する自由

昨年か一昨年のあるとき、WordPress コミュニティで活動している Hugh Lashbrooke が、ケーキを例に挙げて4つの自由 についての素晴らしい投稿をしてくれました。とても素晴らしい説明を使った投稿なので、その記事へのリンクをこのポッドキャストのリファレンスのところに貼っておきます。この説明をするのはとても時間がかかりそうでした。でも、もしあなたが4つの自由の概念を理解するのに少し苦労しているのであれば、この投稿の説明は素晴らしいものだと思います。

このオープンソースの4つの自由が日常的にどれぐらい大切なのかを知るのは難しいですよね。つまり、実用的な観点から見ると、これが意味するのは、使いやすく、勉強しやすく、学びやすく、改変しやすく、共有しやすいソフトウェアのコピーを手に入れることができるということです。また、一度あなたの改変ソフトを他の人と共有すれば、その変更をより広いコミュニティに戻すことができるので、彼らもその変更の恩恵を受けることができます。その変更でソフトウェアが少しだけ改善していき、少しだけ機能的になってきたと実感しています。しかし、哲学的な観点から見れば、これはもっと多くのことを意味します。

オープンソースの自由は、人間の営み全般の規模で適用されれれば、または、そこまでではなくウェブに限定したとしても39%も適用されれば、この世界で何かやろうとするときに邪魔になる壁を取り除けます。オンライン上での場所を持つのにお金持ちである必要はありません。独自プラットフォームの抜け穴を見つけて、そのプラットフォームが利用規約を変更しないことを願う必要はありません。WordPress サイトで作成したコンテンツはすべて自分のものであり、必要に応じて新しいホストに移動したり、気分に合わせてテーマを変更したりする自由があります。

インターネットに接続している場所や、人生における苦難が問題にはならない場合、場所や言語、移動の手段に左右されることなく、ジャムや蜂蜜を売るための店を開いたり、特定のサービスを宣伝するためのサイトを開いたりすることができます。これによって、他の方法では本当に難しい、世代を超えた富の機会が開かれます。もしあなた自身はまだ準備ができていないとしても、安定した受動的所得や、素晴らしく鍛え抜かれた顧客獲得手段を持つことで、世界が本当に不安定な時代にでも安定性を獲得できるということには、少なくとも同意していただけると思います。

いつものように、何かわからないことがあったり、答えて欲しい質問があれば、聞かせてください。wpbriefing@wordpress.org までメールしてください。

お話は以上です。なぜオープンソースが私にとって日常的に大切なのか、そしてなぜオープンソースがあなたにとっても少しは大切であるはずなのか、また、言論の自由のように自由でありながらも無料のビールのように無料の意味も少しはあることをごく簡単に説明しました。

さて、コミュニティのハイライトの時間です。Twitter でクラウドソーシングすることでいくつかのコントリビューターの成功事例を集めました。このポッドキャストでは年間を通じてこれらの事例にハイライトを当てていきます。しかしその前に、本当に注目すべきだと思ったことを挙げておきたいと思います。

私は「この人は、私がWordPress に貢献する方法や、エコシステムとしての WordPress がどのように機能しているかを考えていたときの、相棒なりメンターなのだ」というような人たちの3分の1に注意を向けていました。このような人たちの約3分の1は女性でした。そして、彼女たちは女性というだけでなく、WordPress のリーダーシップを発揮していた女性です。そして、その中には現在もプロジェクトでリーダーシップを発揮している女性もいます。そのリストを踏まえると、WordPress でも、こういったサポート的な仕事をすることになる他のどこの場所でも、おそらく将来的にはリーダーシップを発揮することになる女性も見られます。これはかなり驚くべきことだと思います、というのは、技術の世界ではもちろん、よく知られているように多様性が欠けていることを耳にするからです。最近調べたわけではありませんが、長い間、テクノロジー分野で見られる女性の数はちょうど10%程度でした。ある時点では14%に増えていたと誰かが教えてくれました。

WordPress に参加して特定分野の専門家になったり、代表になったりしている女性の数は、その割合を遥かに上回っています。そして私たちは完璧ではありません。やらなければならないことはたくさんあります。そしてこんな私でも、どのように WordPress で活動するか、どのようにコミュニティで活動するか、そしてどのようにお互い一緒に活動するかについて (WordPress という)、私たちが持っているシステムに小さくわずかな変更を加えることができるのです。私は各チームの代表者にも同じことをするように頼みました。そうすることで、長期的には、より歓迎され開かれたコミュニティになり、女性が30%という現状を脱して男女半々という最高の割合にぴったりになるよう望ましく変わり続けると考えています。しかしながらご承知の通り、その話は何か別のポッドキャストでやることになりそうです。

Twitter でクラウドソーシングして集めた事例にコミュニティのハイライトを当てることを約束しました。今日ハイライトを当てたい事例は、Topher DeRosia からです。彼は HeroPress サイトを運営している人の一人で、こんな素敵な話をしてくれました。

「私が貢献者のプールの端っこに立っていたとき、 Siobhan McKeown に助けを求めましたが、彼女はとても親切にも私を #docs の世界に頭から飛び込むよう後押ししてくれました。これですべてが変わりました。」

私がこの話が大好きなのは、話に出てくる人たちはもちろん、とても刺激的な話だからです。私も WordPress に貢献し始めたとき、まったく同じように感じたものでした。プールの例えはまさにその通りです。

この話に続いて大きなことの小さなリストの話題に移ります。このポッドキャストの3つ目の話題です。

今週は私のリストにある4つのことを紹介します。1つ目は、WordCamp India です。3週連続で週末に開催された初のオンラインイベントがつい先日終了しました。その素晴らしいセッションのいくつかを wordpress.tv や YouTube チャンネルでチェックすることを忘れないでください。

2つ目は、WordPress 5.7 が3月9日にリリースされることです。恐らく私のせいでこれまで少し誤解されていたことについて、早めにはっきりさせておきたいと思います。WordPress 5.7では、コアにフルサイト編集機能のプロトタイプは含まれません。この機能は、引き続き Gutenberg プラグインに入ったままになります。しかし3つ目として、フルサイト編集は2021年中に WordPress に導入されます。そのため、いくつかのアップデートやステータス、デモが表示されるようになってくるでしょう。他の人が準備できるよう手助けするため、 wordpress.org/news に注目しておくか、Twitter でお気に入りのコミッターをフォローしておいてください。

これは、私の大きなことの小さなリストの4つ目につながります。現在私は、コミッターリストの整理をしているところです。こうすることで、新規または学んでいる途中の貢献者が、誰が活動中なのかを簡単に知ることができ、プロジェクトに参加するための道筋で助けてくれる人を見つけやすくなります。

 以上、「大きなことの小さなリスト」でした。WordPress Briefing をお聴きいただきありがとうございます。お相手は Josepha Haden Chomphosy でした。ではまた、2週間後にお会いしましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です